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ブラック校則 まずは公開、それから議論を 各地で見直しの動き

東京都の世田谷区立中の2018年度の生徒手帳。下着の色の指定がある学校(右)や、校則の定めがない学校(左)までさまざま=世田谷区役所で2019年8月1日午後2時31分、成田有佳撮影

 地毛が茶髪の子どもに黒染めを強要、通学時の水飲み禁止――。こうした不合理な「ブラック校則」を見直そうという動きが強まっている。8月にはブラック校則の実態調査を求める6万334筆の署名が文部科学省に提出された。校則を一般に公開することで見直しを促す自治体もある。

 文科省に署名を提出したのは教育関係者ら有志でつくる「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」。15歳以上の10~50代の男女を対象に2018年に実施した調査では、中学生のときに髪の毛の長さに関するルールを体験したのは50代が25%、10代が27%と年代による差がほとんどなかったが、「眉毛をそってはいけない」「下着の色が決められている」は10代が圧倒的に高く、学校の管理強化の傾向がうかがえるという。プロジェクトに関わる評論家の荻上チキさんは「必要な合理的なルールもあるが、学校の管理のしやすさを優先するようなルールは不要だ」と指摘する。

 大阪府では、ある府立高が生まれつき茶色い頭髪の女子生徒に校則を示し、黒く染めるよう強要した問題を受け、府教委が18年春、府立高に対し、校則の内容を、校則がない場合はその旨を、学校のホームページで公開することを求めた。18年7月までに全校が公開した。

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