1922年に全国で3番目のケーブルカーとして開業しながら、83年に廃線となった近鉄東信貴(しぎ)鋼索線(ケーブル線)の車両が来年3月、起点だった奈良県三郷町の近鉄生駒線信貴山下駅前に展示されることになった。町内の小学校で保管されている車両をクレーンなどで移動させる予定で、町は「観光振興につながれば」と期待する。
東信貴鋼索線は1922年5月16日に開業し、信貴山詣での客や地域住民の足として親しまれた。同県王寺町史は当時の新聞記事を引用し、開業日の駅の様子を「気の早い大阪方面の遊覧客と参詣者で発車毎にギッシリ箱詰の景気であった」と紹介している。
この記事は有料記事です。
残り774文字(全文1049文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…