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「なれなかった何者かは何者か」夢語る又吉氏 長編「人間」出版で会見

サイン会でファンと交流する又吉直樹さん=東京都千代田区で2019年10月10日午前10時23分、根岸基弘撮影

 作家でお笑い芸人の又吉直樹さんによる初の長編小説「人間」(毎日新聞出版)が10日発売されたのを記念し、又吉さんが同日午後、東京都千代田区の出版クラブホールで記者会見を開いた。又吉さんは「準備も含め1年ぐらいかけて中断なく書いた。ようやく本になってうれしい」と初の新聞連載となった執筆当時を振り返り、「今までの作品の中で自分に一番近い小説。ぜひいろんな方に読んでいただきたい」と語った。主な一問一答は以下の通り。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

「劇的な瞬間の後の人生は長い、そこを書いてみたい」

 ――約9カ月の連載が一冊の本になった気持ちは。

 ◆連載で9カ月やっていましたし、連載開始する何カ月も前から準備したので、実際には1年ぐらい時間をかけて中断なく書いていた。ようやく本になり、うれしい気持ちです。今までで一番自分と近い小説だと思うので、ぜひいろんな方に読んでいただきたい。

 ――「人間」は3作目。1作目、2作目に比べ長編だが、違うところは。

 ◆一番大きな違いは連載でやったということ。連載で長い時間かけて書いたことと、1作目、2作目を書いたからこそ今回の作品につながっていったというのがすごくあって、これまでの作品と無関係じゃない。つながっている気がしています。

 ――今作品と1作目、2作目はどのように関係しているか。

 ◆1作目、2作目は20代の青春時代を書いて…

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残り3576文字(全文4164文字)

牧野宏美

2001年入社。広島支局、大阪社会部、東京社会部などを経て19年5月から統合デジタル取材センター。広島では平和報道、社会部では経済事件や裁判などを担当した。障害者や貧困の問題にも関心がある。温泉とミニシアター系の映画が好き。

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