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川崎、背番号10大島3カ月ぶりの出場でパスが活性化

【川崎-鹿島】前半、同点ゴールを決める川崎・守田(上)=等々力

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ルヴァン杯準決勝第1戦 〇川崎3-1鹿島● (9日・等々力競技場)

 同点の後半34分、ホームの大きな歓声と拍手に迎えられ、川崎の背番号10、大島が交代でピッチに入った。

 左脚の肉離れが治り、約3カ月ぶりの公式戦。この日はベンチスタートの中村と並び、川崎のパスサッカーを象徴する存在だ。

 すぐに、攻撃が活性化した。同37分、中央の大島が右の阿部へ展開する。「阿部ちゃんが動いていたのが見えた」と大島。阿部が素早く中に戻すと、受けた脇坂がシュート。テンポのある川崎らしい崩しから勝ち越しゴールが生まれた。

 勢いを加速させた川崎はさらに3分後、右CKから山村がシュート。鹿島のGK曽ケ端にいったんは防がれたが、阿部が詰めて3点目。終盤に鹿島を突き放した。

 大島が前回出場したのは7月7日、Jリーグでの鳥栖戦。久々の試合に「緊張した」と振り返る。「どこかでけがは吹っ切らないといけない。難しいけれど、無理をせず、しかし、がむしゃらに」プレーした結果が、逆転勝利に結びついた。

 しかし、大島自身はいつも通り、冷静に、落ちついた口ぶり。交代直後の活躍にも「それまでも雰囲気は良かったですから」と、チームメートが鹿島を押し込んでいたからこその結果という。

 中村や小林のベテランを温存でき、しかも大島が帰ってきた。第2戦に向けて大きな勝利だ。【斉藤雅春】

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