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F1、今季2勝のホンダ 躍進の理由はパワーユニットの耐久性にあり

ホンダの復活の要因について説明する本田技術研究所執行役員の浅木泰昭さん=東京・南青山のホンダ青山ビルで2019年9月25日午後4時28分、村社拓信撮影

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 自動車のF1シリーズ第17戦、日本グランプリ(GP)は11日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開幕し、13日に決勝が行われる。注目は、今季からレッドブルと組んで2勝を挙げているホンダだ。1983~92年にウィリアムズやマクラーレンなどの強豪チームにエンジンを供給していた頃の強さを取り戻しつつあり、母国GPで28年ぶりの勝利が期待される。

    F1シンガポールGPで走行するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン=シンガポールで、ゲッティ共同

     ホンダは今年、過去4連覇の実績があるレッドブルに、パワーユニット(PU)と呼ばれる動力装置の供給を始めた。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は6月のオーストリアGPでチェッカーフラッグを受けて、ホンダに13年ぶりの勝利をもたらし、7月のドイツGPも制した。

     ホンダの躍進について、開発責任者の浅木泰昭さん(61)=本田技術研究所執行役員=は、供給しているPUの「耐久性が増したこと」を要因として挙げる。現在のF1は熱エネルギーを電気に変えるエネルギー回生システムが導入されており、それらとエンジンを組み合わせたものがPUだ。

     ホンダは2015年にマクラーレンと組んで4回目のF1挑戦を始めた。当初はPUの故障が多く、信頼を得られなかった。17年にレースの技術を研究、開発する部門の担当になった浅木さんは視野を広げ、社内のジェット機部門の知見を取り入れた。自動車よりも耐久性や信頼性が求められる航空機の技術を採用したことで、PUの耐久性が飛躍的に高まった。

     壊れないPUを構築したことで、さまざまなテストを繰り返すことが可能となり、性能の向上につながった。部門を超えた「オールホンダ」体制が今回の復活を支えたといえる。91年を最後に優勝から遠ざかっている日本GPに向けて浅木さんは「何とか勝ちたい」と意欲を見せている。【村社拓信】

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