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截金職人、86歳の再出発 夫と息子の死乗り越え  「生きた証しを」 御所 /奈良

細く削った竹など専用の道具を使って金箔(きんぱく)を細く刻む高瀬さん=奈良県御所市船路で、稲生陽撮影

 細く切った金箔(きんぱく)やプラチナ箔を筆で1本ずつのり付けし、仏画や複雑な装飾文様を描く伝統技術「截金(きりかね)」。名の知られた職人だった夫と息子を亡くし、失意で截金を中断していた御所市の高瀬洋子さん(86)が昨年秋、生きた証しを残そうと制作を再開した。「専門職人はもうほとんどいないが、真剣に学んでくれる人がいれば技術を伝えたい」と話す。【稲生陽】

 截金は古代中国や地中海沿岸で発達したとされる装飾技術で、日本には飛鳥時代に仏画や仏像とともに伝わってきた。現在は需要の乏しさなどから専門職人はほとんどおらず、海外にも技術は残っていないという。

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