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台風19号接近 「身を守る対策を」 県、市町が緊急会議 /三重

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 大型で非常に強い台風19号の接近に備え、県や各市町は11日、緊急の会議を開き、対応を協議した。週末に予定されていたイベントや行事の中止や延期、行楽施設や商業施設の休業なども次々に決まった。

     県は11日、緊急部長会議を開いた。鈴木英敬知事は緊張感を持って警戒にあたるよう指示し、県民に対し「市町から発令される避難情報などに注意し、自らの身を守る対策を取ってほしい」と呼び掛けた。

     会議では、同席した津地方気象台の担当者が、台風の県内への最接近は12日昼前から夕方だとし、暴風雨については同日明け方から朝にかけて警報級に達する見通しを説明した。雨は12日、1時間に80ミリの猛烈な雨となり、同日正午までの24時間で北中部、南部とも250ミリ、その後の24時間で100~150ミリになると予想。暴風や高波に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水に注意するよう呼び掛けた。

     鈴木知事は、台風の接近が週末になることから、イベントなどの開催は県民の安全確保を最優先に考え、千葉県での事例を教訓にして停電による県民生活への影響が最小限になるよう対策を検討することなどを指示した。

     その上で県民への呼びかけとして、危険な場所に近づくことは避け、携帯電話の充電や懐中電灯の準備、飲料水の備蓄をすることなどを求めた。

     一方、伊勢市は11日午後2時から市本庁舎で「災害対策本部本部員会議」の第ゼロ回会合を開いた。災対本部は、大雨・暴風警報の発表を受けて設置されるが、大規模災害のおそれがある場合に限って事前に「ゼロ回」を開催している。今回も関係部局の担当者が、市民への広報、救急活動、避難所や救援物資の準備などを事前に確認し合った。【田中功一、尾崎稔裕】

    イベント中止、店舗休業も

     県内各地で週末に予定されていたイベントの多くが中止や延期となり、臨時休業とする商業施設などが相次いだ。運休を決めた公共交通機関もある。【まとめ・朝比奈由佳】

     <津市>

     12、13両日に「津まつり」の開催が予定されていたが、実行委員会は11日、12日に予定していた全てのイベントを中止することを決定。タレントの磯野貴理子さんが一日船長を務める和船山車「安濃津丸」などが市街地を巡る大パレードなどが予定されている13日については、同日午前6時に実施の有無を決める。

     津市と中部空港を結ぶ高速船「津エアポートライン」は12日は終日欠航する。百貨店「津松菱」も12日は臨時休業する。

     <四日市市>

     近鉄百貨店四日市店が12日、臨時休業する。

     <伊勢市>

     JR伊勢市駅前一帯の歩行者天国などを会場に12、13の両日に開催予定の市民イベント「伊勢まつり」も中止に。初企画のディズニーパレード、地元出身歌手のライブなどは来年以降に持ち越される。12日は水族館「伊勢シーパラダイス」、ミニシアター「伊勢進富座」が終日休館となる。

     <桑名市>

     総合レジャー施設「ナガシマリゾート」は12日、人気の遊園地「ナガシマスパーランド」をはじめ、「なばなの里」、アウトレット施設「ジャズドリーム長島」など主要5施設を臨時休業にする。「お客さまと従業員の安全を考慮した」としている。

     <鈴鹿市>

     鈴鹿サーキットに隣接する遊園地「モートピア」が12日、終日閉園する。

     <鳥羽市>

     ミキモト真珠島は12日は臨時休園。鳥羽水族館は閉園時間を早める可能性があり、一部の飲食店や土産物屋が閉店する。伊勢湾フェリーの鳥羽―伊良湖間は終日欠航する。同日開催予定だった鳥羽市民大運動会は中止。

     <志摩市>

     テーマパーク・志摩スペイン村が12日、臨時休園する。

     <伊賀市>

     伊賀の里モクモク手づくりファームは、12日は閉園。12~14日の日程で開催予定のイベント「第25回収穫祭」は12日は閉園に伴い中止にするが、13、14日については通常通り実施する。

    〔三重版〕

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