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台風19号 神奈川県、職員増員し警戒

油壺湾に避難してきた漁船=2019年10月11日、神奈川県三浦市内で岩崎信道撮影

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 横浜地方気象台は11日、大型で非常に強い台風19号が12日から13日にかけて神奈川県内に接近・上陸し、12日朝から1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、局地的には80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあると発表した。県は11日、危機管理対策会議を開き、職員を増員して配置し警戒にあたると決定。県内のほとんどの鉄道は計画運休を発表し、臨時休業する商業施設も出ている。沿岸部など各地では、暴風や高潮に備える動きがみられた。【木下翔太郎、岩崎信道、澤晴夫】

 気象台によると、県内の13日正午までの24時間の予想雨量は多いところで県東部は200~300ミリ、県西部で300~500ミリが予想される。風も強まり、13日にかけて風速35メートル以上の暴風となってうねりを伴って波の高さ10メートル以上の猛烈なしけとなる見込み。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などにも注意が必要で、最大限の警戒を呼びかけている。

 県は11日、危機管理対策会議を開催。対応にあたる職員の増強のほか、通過後にも被災現場に職員を迅速に派遣できるよう、連絡体制などを確認した。県のホームページでは、県民から被害や応急対応の情報を受け付ける窓口を14日から開設する。

 県の避難泊地に指定されている三浦市の油壺湾は、暴風などに備える漁船で湾内が埋め尽くされた。県東部漁港事務所によると、茅ケ崎市以東の漁協に所属する船を中心に、11日午前9時現在で155隻が集結。サイズが近い船同士が整然と停泊し、互いの船体をロープで結ぶなどした。油壺湾は入り組んだ地形の奥まった場所にあり、水面が静かで高波の影響を受けにくいという。

 小田原市では、昨年10月の台風24号で樹齢100年のクロマツが倒れるなどの被害が出た小田原城址公園で、「二の丸観光案内所」2階にある窓にベニヤ合板を取り付け、台風襲来に備えた。相模湾側の窓で、小田原城総合管理事務所では「これまで取り付けたことはなかったが、雨戸もなく、警戒のため取り付けた」と話す。12日は公園内にある天守閣などの観光施設を終日臨時休館とする。管理事務所は「老齢の桜の木も多い。倒木がないことを願っているが、公園内に立ち入ることは遠慮してほしい」と呼びかけている。

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