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相模川中流、荒川、調布市の多摩川で氾濫危険水位に

台風19号の影響で増水した多摩川=川崎市高津区で2019年10月12日午後4時35分、小川昌宏撮影

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 台風19号の接近に伴う大雨となった12日、関東や東海地方では複数の河川で急激に水位が上昇し、氾濫の危険が高まった。

 国土交通省や気象庁は夕方までに、神奈川県厚木市などを流れる相模川中流▽埼玉県越谷市などの荒川▽東京都調布市の多摩川――で氾濫危険水位に達したとして、最悪のレベル5に次ぐレベル4にあたる「氾濫危険情報」を発出した。神奈川県、埼玉県、静岡県では、鶴見川▽入間川流域▽狩野(かの)川▽菊川――などで氾濫危険水位に達する可能性が高まったとして、警戒レベル3にあたる「氾濫警戒情報」を出した。

 気象庁が今回と規模や状況が似ていることから警戒例として取り上げた61年前の「狩野川台風」で、死者・行方不明者1269人が出た伊豆半島の狩野川は、午後3時ごろの水位が7メートルを超え、氾濫危険水位に近づいた。

 東京都の下町エリアの荒川では、流域での浸水の恐れが高まり、江戸川区は約43万人に避難勧告を発令した。町田市から横浜市中心部、川崎市を流れる鶴見川でも避難判断水位に達し、菊川も流域の静岡県掛川市や菊川市で浸水の恐れが高まった。

 この他、利根川上流部などでは警戒レベル2にあたる「氾濫注意情報」が出され、気象庁などは、ハザードマップなどで災害が想定される区域や避難先、避難経路を確認するよう呼びかけた。【宮崎隆】

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