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リーチ、鬼になる!ティア1連破へ「優しい気持ち」捨てる(スポニチ)

ラグビーW杯1次リーグA組最終戦  日本—スコットランド(2019年10月13日 横浜国際総合競技場)

 フランカー、リーチの威勢がいい。5日にサモアに勝利した後、スコットランドを「ボコりたい」と、完膚なきまでにたたく宣言をしていた。この日、有言実行のために、ある指令を出したことを明かした。

 「ティア1に勝つために優しい気持ちは必要ない。今週チームとして、鬼にならないといけないと思って」

 負けても、ボーナス点次第で決勝トーナメントに進む可能性がある。しかし、勝ち点勘定は頭にない。「そんな話は最初からしていない。半端ない努力が必要」と、本気で体をぶつける厳しい練習にも取り組んできた。

 気持ちは仲間に伝わった。SHレイドローはキックの名手で、反則はPGにつながる。「規律がすごく大事。今週、流が意識していて、この前、練習の時にチームにキレていた」。鬼指令の結果、反則撲滅を訴えてキレる選手まで出た。逆転1次リーグ突破へ、死に物狂いで来る過去1勝10敗の強豪を、迎えうつ準備は整った。

 プレーに専念するために、サモア戦は先発しながらゲーム主将をフランカーのラブスカフニに託したが、今回は指定席に戻る。本調子ではなかった時期の様子をジョセフHCは「重圧や注目でホテルから出られなかった」と明かしたが、ユーモアある口調で否定した。「基本的にホテルを出るときは、コーヒーを飲みに行くぐらいで、プレッシャーで部屋に閉じこもっていることはない。部屋にコーヒーマシンがあるのでそこで飲んでいます」

 PGかタッチに蹴り出すかで、SO田村を迷わせた前戦の言葉の壁も、日本語自在の大黒柱ならば心配はいらない。リーチは万全。さあ、勝って初の8強へ進もう。

 ▽ティア1 ティアは「階層」を意味する言葉で、ラグビーにおけるティア1とはニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの南半球4カ国と、イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、イタリアの欧州6カ国を指す。試合結果で変動する世界ランキングとは直接の関連性はないが、マッチメークやW杯の日程面などで国際統括団体ワールドラグビーから優遇されているとされる。日本やフィジーはティア2に属する。(スポニチ)

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