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蛾の世界に魅せられて 女性2人組が作品展

世界最大級のヨナグニサンの刺しゅうを施したブローチ。後ろは蛾の幼虫を描いた絵画=兵庫県伊丹市の市昆虫館で2019年9月18日、近藤諭撮影

 蛾(が)の知られざる魅力を刺しゅうや絵で表現する女性2人のユニット「蛾売りおじさん」の作品展「蛾たちに魅せられて~鱗粉(りんぷん)が織りなす色の世界~」が、伊丹市昆虫館(兵庫県伊丹市昆陽池3)で開かれている。美しい鱗粉や意外にかわいい顔立ちなどを刺しゅう糸で一針ずつ丁寧に再現した。2人は「汚いなどのイメージを持つ人が多いが、作品をきっかけに蛾が好きな人を増やしたい」と話している。【近藤諭】

 2人が蛾に魅了されたのは、京都市内の大学で美術系の学部生だった約7年前。深夜のアルバイトから帰宅中、光に集まって白い壁に張り付いた大きな蛾をじっくり見たことがきっかけだった。鱗粉できれいな模様が描かれた羽や、つぶらな目、ウサギの耳のような触角。それまでのイメージとのギャップで一気に蛾の虜(とりこ)になったという。学園祭では付けひげをして蛾のぬいぐるみを売り、現在のユニットを名乗るようになった。

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