12日夜、突然のダム緊急放流予告に不安の声

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台風19号の影響で冠水し、路上に放置された乗用車=東京都世田谷区で2019年10月13日午前0時11分、小川昌宏撮影
台風19号の影響で冠水し、路上に放置された乗用車=東京都世田谷区で2019年10月13日午前0時11分、小川昌宏撮影

 「何で夜中に緊急放流?」「台風の夜中に避難なんかできない」――。12日夜~13日未明、貯水の限界が見込まれた際に流入量とほぼ同量を下流に流す異常洪水時防災操作(緊急放流)が関東や東北のダム計6カ所で実施された。12日夜にニュースなどで緊急放流が予告されると、ツイッターなどで不安の声も出た。

 国土交通省によると緊急放流は、水沼ダム(茨城)▽美和ダム(長野)▽城山ダム(神奈川)▽塩原ダム(栃木)▽高柴ダム(福島)▽竜神ダム(茨城)――で、12日午後8時50分~13日午前0時35分に行われた。夜間に実施された点について、国交省の担当者は「この水位になったら実施するという取り決めがあり、結果的に夜間になった」と説明する。

 このうち、神奈川県が管理する城山ダムでは、まず12日午後0時40分ごろから約1時間かけ、「午後5時ごろ緊急放流を実施する」との見通しを流域自治体などに伝えた。ただ雨量が予測より少なく、いったん見送った。その後に水位が上昇し、午後8時35分ごろに改めて「午後10時から実施する」と伝えた。

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