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釜石開催のナミビア-カナダ戦は中止 大会組織委発表

台風19号の接近に備えて国旗や横断幕がはずされた球場で前日練習をするナミビア代表の選手たち=釜石鵜住居復興スタジアムで2019年10月12日午前11時11分、和田大典撮影

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を主催する国際統括団体ワールドラグビーと大会組織委員会は13日、台風19号の影響で岩手・釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで13日午後0時15分から予定していた1次リーグB組のナミビア―カナダを中止したと発表した。観客やチーム、ボランティアらの安全面などを重視し、判断した。チケットは全額払い戻しとなり、購入者には払い戻し方法をメールで連絡するとしている。

 日本―スコットランド(13日午後7時45分開始、横浜・日産スタジアム)など13日の残り3試合については、遅くとも試合開始6時間前までに開催の可否を判断する。

 台風による試合の中止は、12日のイングランド―フランス(横浜・日産スタジアム)、ニュージーランド―イタリア(愛知・豊田スタジアム)に続き、3試合目。中止は引き分けとして扱い、各チームに勝ち点2が与えられる。

 組織委などによると、13日午前までに東北地方で暴風と大雨の影響があり、「公共交通機関の乱れや土砂災害の可能性など、観客、選手、大会を支えるスタッフ・ボランティアなど全ての関係者の安全を確保することが困難であると判断されることから、開催を断念しました」などと説明。大会規定に基づき、代替開催はしない。

 ワールドラグビーのブレット・ゴスパー最高経営責任者(CEO)は「試合時間の変更や無観客での開催の可能性についても検討しましたが、開催自治体からの強い勧告もいただき、安全性を優先する観点から、試合中止の判断を行いました。難しい決断ですが正しい判断であると信じています」とコメント。大会組織委員会の嶋津昭事務総長は「観客の皆様、チーム、関係者、ボランティアの皆様、関わる全ての方の安全を優先しました。開催自治体の安全への強い思いにも斟酌(しんしゃく)し、決定に至りました」などとしている。

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