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「きょうはただの試合ではなかった」 日本代表、台風の被災者に心寄せるコメント相次ぐ

【日本-スコットランド】決勝トーナメント進出を喜ぶ日本の選手たち。後列右から3人目はジョセフ・ヘッドコーチ=横浜・日産スタジアムで2019年10月13日午後9時57分、藤井達也撮影

○日本28―21スコットランド●=13日・日産スタジアム(ラグビーW杯、1次リーグA組)

 台風19号の影響で、13日の日本―スコットランド戦は当日午前中に開催が決まった。列島各地に大きな被害をもたらしただけに、リーチ主将は「台風で亡くなった人たち、その家族のために少しでも勇気を与えることができたと思う。きょうはただの試合ではなかった」と初の8強入りを決めた勝利に安堵(あんど)した様子だった。

 試合後は日本の選手らから台風の被害を受けた人たちや被災地を思いやる発言が相次いだ。ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は記者会見で「一言話さなくてはならないことがある」と切り出し、「台風は人々を圧倒しかねない悲しい出来事だが、私たちの勝利を届けたい」と述べた。チームは試合前に話し合いの場を設けたという。

 開始前には両チームの選手が犠牲者に黙とうをささげた。松島は「試合をしていいのかと思った」と言うが、チーム最初のトライを決め、「勝利を届けることが最大のメッセージになると思った」と振り返った。姫野は「ラグビーでの結果を通して日本中に感動や勇気を引き続き与えていきたい」と語り、ベテランのトンプソンは「家などがダメージを受けた人は頑張ってください。私たちも頑張る」と話した。【岩壁峻】

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