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大型で非常に強い台風19号は13日午前に青森県に最も接近し、八戸市で24時間降水量が観測史上最大を記録するなど、南部地方を中心に記録的な豪雨に見舞われた。県によると男性1人が転倒して軽傷を負ったほか、浸水の住宅被害も確認された。【井川加菜美、藤田晴雄、江沢雄志】
気象庁によると、24時間の降水量は八戸市で171・5ミリと観測史上最大を更新。野辺地町でも100・5ミリと10月の観測史上最大を記録した。
県などのまとめ(同日午後3時現在)によると、同市で20代男性が強風にあおられて転倒し軽傷。また、同市と階上町で床上・床下浸水計7棟の住宅被害があった。
八戸市など1市3町で一時避難勧告が出され、県内26市町村で避難所が開設。計513人が避難した。また、強風の影響で折れた枝が配電線に接触したことなどにより、八戸市や十和田市など計2市3町で延べ1921戸が一時停電した。
一方、台風の影響で、13日未明に最大瞬間風速22・2メートルを観測した黒石市では同日午前、市や津軽みらい農協の職員が市内全域のリンゴ園を巡回した。調査の結果、園地によっては落果したリンゴも見られたが、被害は軽微だったとしている。
調査によると、同市のリンゴ栽培面積1219ヘクタールのうち、被害面積は0・5ヘクタール、落果率は0・05%だった。市の高谷倉英農林部長は「心配していたが、大きな被害もなく一安心」と話した。
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