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台風19号 土砂崩れ4人死亡 県内初の大雨特別警報 /群馬

土砂崩れの現場を調べる警察官と自衛隊員ら=群馬県富岡市内匠で

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吾妻川の増水で流された国道144号の鳴岩橋=群馬県嬬恋村大笹で

 12日から13日にかけて東日本を直撃した台風19号は県内にも大きな被害をもたらした。県西部を中心に大雨が降り、気象庁は県内に初めて大雨特別警報を発令した。富岡、藤岡両市で土砂崩れが発生し4人が死亡したほか、7人が負傷。道路も各地で寸断された。県は災害対策本部を設置し、自衛隊に災害派遣要請をした。【西銘研志郎、妹尾直道、神内亜実、庄司哲也】

 前橋地方気象台によると、11日午前0時の降り始めから13日午前11時までの降水量は、下仁田町西野牧496・5ミリ、神流町神流465ミリ、嬬恋村田代442・5ミリ。気象庁は12日午後3時半から13日午前0時10分にかけて、26市町村で大雨特別警報を発令した。県内で大雨特別警報が出されるのは初めて。

 12日午後4時半すぎ、富岡市内匠で住宅の裏山が崩れて住宅6棟が巻き込まれ、男女3人が死亡した。藤岡市上日野では12日午後11時10分ごろ、土砂崩れで住宅が全壊し、男性1人が死亡した。

 県によると、住宅の被害は全壊6棟、半壊7棟、一部損壊15棟。床下浸水は少なくとも64棟、床上浸水も46棟以上となった。

 ライフラインも寸断された。東京電力によると、13日午前4時すぎに県西部を中心に最大で約6800世帯が停電した。県によると、国道と県道62路線82カ所で通行が規制された。嬬恋村では、吾妻川に架かる国道144号の鳴岩橋が大雨で流され、長井川原地区の住民23人が一時孤立状態となった。

 3人が犠牲となった富岡市内匠の土砂崩れ現場では、住民が不安そうに捜索を見守った。短時間で2回土砂崩れが起きたといい、近くに住む新井誠一さん(78)は「車がぶつかるような音がした。普通じゃないと感じた」と振り返った。自宅が被害に遭った男性(75)は、膝近くまで土砂が入り込み玄関が開かない状態で、「(復旧に)どのくらいかかるのか…」と肩を落とした。

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