メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

台風19号 交通機関に大打撃 土砂崩れ、床下浸水相次ぐ /山梨

土砂や倒木が流入したJR中央線梁川-四方津間の線路では撤去作業が進められた=山梨県大月市で13日午後2時14分

[PR]

増水で損壊した法雲寺橋=山梨県大月市で13日正午

 大型で強い台風19号は県内にも大きな爪痕を残した。土砂崩れや床下浸水による建物の被害が相次いだほか、橋の損壊や道路の崩落などが確認された。線路に土砂が流れ込んだJR中央線は14日以降も一部区間で運転見合わせが続く見通しだ。【金子昇太、野呂賢治】

     気象庁は12日午後、県内で初めてとなる大雨特別警報を発表。甲府地方気象台によると10日午後7時の降り始めから13日午前4時までの降水量(速報値)は、南部町562ミリ▽上野原市504ミリ▽大月市453ミリ▽身延町426ミリ――などを記録。最大瞬間風速は韮崎市で35メートル、甲府市で30・4メートルを観測した。

     県によると、13日午後4時現在、人的被害は12日朝に風にあおられて転倒し右腕を負傷した富士吉田市の60代女性1人のみ。住家被害は大月市、上野原市、南部町、道志村、忍野村の5市町村の9棟で土砂流入や床下浸水などが確認された。

     大月市初狩町下初狩の笹子川に架かる国道20号の法雲寺橋は、増水で川床が削られ橋脚が沈んだことで、橋が損壊した。国道20号は通行止めとなり、中日本高速道路は国道復旧まで中央自動車道大月IC(インターチェンジ)―勝沼IC間を通行する車両の通行料を無料としている。

     大月市梁川町のJR中央線梁川―四方津間の線路には土砂や倒木が流入。撤去作業が続いているが、14日も同線は一部区間で運転見合わせが続く。JR東日本八王子支社によると、当面運転を見合わせるのは中央線の特急「あずさ」「かいじ」のほか、高尾―大月間の普通列車など。甲府―小淵沢間は14日始発から、大月―甲府間は同日夕以降、運転再開する見込み。

     一方、早川町では県道37号と810号が崩落し、住民が孤立している。取り残されたのは奈良田地区の33世帯53人と、本村、細稲、室畑地区の計41世帯73人。13日午後1時時点で5人が防災ヘリで救助されたが、他の住民からの救助要請はないという。

     長崎幸太郎知事は13日朝に県庁で開かれた災害対策会議後の記者会見で「まずは県内の被害状況を完全に把握したい。土砂崩れなどこれからも起こることが考えられる」と注意を呼び掛けている。

    おすすめ記事
    広告
    毎日新聞のアカウント
    ピックアップ
    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 本当に住みやすい街大賞で埼玉・川口が1位 都心アクセス良く、商業施設も充実

    2. 「注文から提供まで30秒以内」達成困難な目標で不当解雇 元社員がマクドナルド提訴

    3. ジャパンライフ元店長「桜を見る会案内状、顧客獲得につながった」野党ヒアリング詳報

    4. 漁船内に覚醒剤600キロ 昨年押収量の半分に匹敵 所持容疑で11人逮捕 熊本・天草

    5. 石川、五輪代表へ 平野にポイント差で 卓球グランドファイナル

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    今週のおすすめ
    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです