メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ひと@あいち

平田温泉4代目店主・八木宏庸さん(54) /愛知

八木宏庸さん

 名古屋の繁華街・新栄地区から徒歩15分ほどの場所に立つ銭湯「平田温泉」の4代目店主。昔ながらの銭湯が町から消えゆく中、「人が集い、声をかけあい、疲れを癒やす地域コミュニティーでありたい」と「ゆ」のネオンをともし続ける。

 創業は1915年。名古屋市東区内で「東雲湯」として開業し、51年に同区相生町の今の場所に移転した。お湯は地下80メートルからくみ上げた井戸水を使用。濁りがなく、原水のまま沸かした自慢のお湯で、薬湯や電気風呂、ジェットバス、水風呂やサウナなど種類も豊富だ。

 休みなく働く両親を見て育ち、サラリーマン家庭にあこがれた。当初は店を継ぐ気はなく、大学卒業後は電子部品の会社に就職。93年に母が亡くなると、父1人で店を切り盛りするのも大変に。閉店話が浮上した。父から「店を継いでほしい」と言われたことは一度もないが、「この銭湯で育ち、なじみのお客さんもたくさんもいる。店をなくしたくなかった」。翌年、会社を辞めた。

この記事は有料記事です。

残り657文字(全文1070文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 石川県知事、外出自粛の東京都民に観光アピール 地元は困惑

  2. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  3. ファクトチェック 「死者数もっと多い」は本当か 死因不明の遺体「コロナだったら…」葬儀業界困惑

  4. 一律の現金給付断念 自民が提言案まとめ 「所得減で生活支障の世帯・個人」対象

  5. アイリスオーヤマ、国内でマスク生産 月6000万枚供給へ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです