メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

読書日記

著者のことば 河﨑秋子さん 廃れた産業、生身の物語

著者の言葉 土に贖う=東京本社で2019年9月13日、喜屋武真之介撮影

 ■土に贖(あがな)う 河﨑秋子(かわさき・あきこ)さん 集英社・1815円

 養蚕業、蹄鉄(ていてつ)屋、毛皮のためのミンク養殖――。かつて北の大地で営まれながらも、時代の流れに翻弄(ほんろう)されて衰退した産業を全7編の短編で鮮烈に描いた。

 北海道別海町出身で、子供の頃から廃虚と化したミンクの養殖場や鉱物の採掘の跡など失われた産業の名残が身近にあったという。さらに学生時代に市町村の記録を調べる機会があり、「北海道の昔の歴史が細々と血肉を伴った形で書かれているものがあって面白かった」と振り返る。

 それらの経験を始点に小説は生まれた。「貨幣を伴った経済活動の新しい試みというのが、必ずしも成功する…

この記事は有料記事です。

残り619文字(全文919文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 神奈川県のHDD流出 逮捕の社員「複数回盗んだ」

  2. 解嘱の「いばらき大使」が肩書詐称認める 「見え張って」名刺に架空の「会社代表」

  3. 日本政府、中村医師の襲撃情報を事前に把握 本人も警戒

  4. ハードディスク「職員が立ち会い確実に破壊を」 総務省が通知

  5. 道交法に「あおり運転」 即座に免許取り消し 警察庁方針

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです