未曽有の広域浸水 12都県が自衛隊派遣要請、予備役招集も 台風19号

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 記録的な豪雨を伴った台風19号による被害は、日を追うにつれて深刻さを増している。12日の台風上陸から数日がたっても被災地では新たな犠牲者が見つかり、自治体による死者数の追加発表も絶えない。救助活動や生活支援に当たる自衛隊には各地から派遣要請が相次ぎ、予備自衛官も招集するなど東日本大震災レベルの対応を迫られている。

被災者の生活支援も焦点「大切なのはこれから」

 安達太良(あだたら)川の堤防が決壊した福島県本宮市。川から北に約150メートルの舘ノ越(たてのこし)地区も浸水した。水が引いた14日、地区を訪れると、平屋建て住宅の前に警察官が立っていた。この日、この浸水家屋で40代男性の遺体が見つかったという。

 住宅前にいた歯科医院経営の男性(47)によると、発見されたのは同じ医院で働く歯科医。12日深夜に避難指示が発令されたため、男性は13日午前3時ごろ、この歯科医に「避難しろ」と電話した。歯科医から「くる…

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