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決壊した千曲川の堤防、国の調査委が視察

堤防が決壊した現場を視察する国土交通省の調査委員会のメンバーら=長野市で2019年10月15日午後1時48分、岩崎邦宏撮影

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 国土交通省の調査委員会(委員長=大塚悟・長岡技術科学大工学部教授)は15日、台風19号で約70メートルにわたって堤防が決壊した長野市の千曲川の現場を視察した。大塚委員長は決壊の原因について「越水で堤防が削られると破堤につながる。可能性の一つと思っている」と指摘した。台風19号に伴う堤防決壊現場の国調査は初めて。

 決壊した堤防は1984年に完成し、2007年に幅を7メートルから17メートルに広げる工事をしていた。決壊現場の修復作業が進む中、調査委は決壊した堤防の基礎地盤や周囲の環境などを確認した。大塚委員長は「堤防の下は固い粘土層で、堤防の材質はしっかりしていた。築堤の歴史を踏まえ、どんな材料が使われていたかも含め原因を調査したい」と語った。

 国交省北陸地方整備局によると、決壊地点では13日午前0時55分ごろから越水が始まり、午前3時20分~5時半に決壊したとみられる。決壊地点から約7キロ下流の地点では、13日午前3時20分に水位が12・46メートルに達し、過去最高だった11・13メートル(83年)を1メートル以上上回った。

 国交省は16日、宮城県大郷町の吉田川と福島県須賀川市の阿武隈川の国管理2河川についても現地調査を行う。決壊した他の国管理河川でも順次調査が進められる見通しだ。【岩崎邦宏、ガン・クリスティーナ、松本惇】

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