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かんぽ報道問題 迷走するNHK経営委 「監督と執行の機能分離」十分理解しているのか

 かんぽ生命保険の不正販売を追及したNHKの番組「クローズアップ現代+(プラス)」を巡り、上田良一会長を厳重注意したNHK経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)が15日、問題発覚後、初めて報道陣の取材に応じた。石原氏は厳重注意について、放送法が禁じる番組介入には当たらないと強調したが、日本郵政グループからの抗議に同調して延期された番組の続編に影響を与えたとの疑念は晴れず、作成していないとしてきた厳重注意を巡る議事録が存在していたと説明する混乱ぶりも見せた。【NHK問題取材班】

食い違う“経営委の総意”

 「昨年10月に経営委員で意見交換を行った結果、経営委の総意として、ガバナンス(統治)の観点から会長に注意を申し入れた」

 石原氏は報道陣に対して15日、当時の経緯などを説明する「経営委員会見解」を配布して読み上げた。昨年10月23日の上田会長への「異例」の厳重注意について、委員会の「総意」であることを強調した。石原氏らが繰り返す「厳重注意は番組介入に当たらない」との認識にもNHK内外から疑問の声が上がり、厳重注意の決め方のずさんさが目立つ。

 「経営委見解」などによると昨年10月5日、日本郵政グループから経営委宛てに、番組の…

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