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黒い雨、川一筋で区域外 亡き夫と正す「不公平」 81歳、訴訟引き継ぎ証言へ

太田川の岸辺で、夫昭士さんの遺影を手に「黒い雨」への思いを語る中津サワコさん=広島県安芸太田町で2019年10月5日、大西達也撮影

 広島原爆の「黒い雨」訴訟は提訴から間もなく4年。一時は88人いた原告の11人が死亡、うち8人の遺族が訴訟を引き継いだ。昨年5月に81歳で亡くなった中津昭士さんを引き継いだ妻サワコさん(81)=広島県安芸太田町=は「国に被害を認めさせて、不公平をただしたい」と話す。夫の遺志を胸に30日の広島地裁弁論で証言する。

 「川を隔てて、雨の降り方が変わるんかねえ」。爆心地の北約20キロ。自宅前を流れる太田川を見つめ、サワコさんがつぶやいた。対岸は「健康診断特例区域」で、黒い雨を浴びた人は被爆者健康手帳を持つ人と同じように健康診断を無料で受けられる。2017年の第2次提訴で原告に加わった昭士さんは陳述書で「なぜ私たちは手帳交付がないのか。扱いが違うのは差別だ」と主張。「何でこっちの人は頑張らにゃいけんのかね」とよく…

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