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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『カフェの空間学 世界のデザイン手法』加藤匡毅、Puddle・著

内と外を区切らない自然な空間作りの極意

◆『カフェの空間学 世界のデザイン手法 Site specific cafe design』加藤匡毅、Puddle・著(学芸出版社/税別3000円)

 この本での、カフェ、という定義の枠はかなりきゅっと絞られている。カウンターが店の軸となり、その一線の向こう側にコーヒーを淹(い)れる人が立っている、そういうスタイルの店が主だ。席は、背もたれのないスツール、もしくはベンチ。直線で構成され、装飾はぎりぎりまで排されている。ほとんどが繁華な街の中に位置しているので、都会の隙間(すきま)を埋めるような、一時の休息所といった感を強く受けるのかもしれない。また、2010年代に開業した店が9割5分を占めていて、今、この時代らしい町場のカフェが一覧できる本でもある。

 写真とスケッチで紹介される39軒の中には、空間デザイナーである加藤匡毅(まさき)さんの手がけた3軒…

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