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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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二階氏が「まずまず」とは=与良正男

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与良正男専門編集委員
与良正男専門編集委員

 国土強靱(きょうじん)化を唱えているこの人まで……と嘆きたくなった。

 自民党の二階俊博幹事長が13日、台風19号対策のため開いた党の緊急役員会で「予測に比べるとまずまずに収まった感じ」と語った一件だ。その後、15日になって謝罪して撤回したとはいうものの、やはり看過できない。

 注視すべきは福島、長野など東京以外の甚大な被害の詳細がまだ明らかになっていない時点での発言だった点だ。二階氏は東京の人的被害は少なかったと見て「まずまず」と言ったのではないか。

 ここに今の政権の本音が出ていると思う。優先するのは東京。以前、東日本大震災に関し、「まだ東北だったから良かった。首都圏に近かったりすると莫大(ばくだい)な被害があった」と語って更迭された閣僚がいたのを思い出す。

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