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台風19号被害、観光業に影響 北陸新幹線 全線再開に最短1、2週間 /石川

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 台風19号によって長野県内を走る北陸新幹線の線路が冠水した影響で、金沢―東京間の直通運転は休止が続く。JR東日本によると、再開には最短でも1、2週間必要で、その後も運転本数は大きく減少する見通し。観光業を中心に県内への影響は長期化する恐れがある。【日向梓、阿部弘賢、井手千夏】

     JR東日本の発表によると、長野―飯山間の線路の冠水箇所を点検したところ、信号の電源装置に甚大な被害が確認された。復旧に1~2週間かかるほか、他の設備に不具合があった場合にはさらに時間が必要だという。長野市の車両センターで10編成120両が水につかった影響も大きい。北陸新幹線の車両全体の3分の1に当たり、全線で運転再開されても運転本数は従来の5~6割程度に減る。

     15日、JR金沢駅の窓口には切符の経路変更などを求める乗客が長い列を作った。千葉県鎌ケ谷市の広田道代さん(71)は墓参りのため夫婦で金沢入りした。午前7時半に自宅を出たが、東海道新幹線に乗り、米原回りで到着したのは午後4時前。「いつもの倍以上かかった」と疲れをにじませた。JR東日本は15日から当面の間、金沢―上越妙高間で特別ダイヤの折り返し運転を行う。

     小松空港では新幹線から切り替えた旅客が空の便に押し寄せている。全日空によると、今週の羽田便は満席が続く。同社は15日、羽田便の一部で通常の194席から335席の大型機に変更。日本航空も一部の便を大型機に変更した。

     県への旅行への影響も広がっている。市内のホテルは「台風が最接近した先週末はキャンセルが多かった」。金沢市観光協会によると、ボランティアガイド予約でも東京方面の客からキャンセルが相次いでいるという。

       ◇  ◇

     被災地で医療支援を行うため、県内からは災害派遣医療チーム(DMAT)の2人が13日に長野市の長野赤十字病院へ派遣された。医薬品や通信の確保など後方支援に当たっている。県警も13日、災害警備活動として長野県に広域緊急援助隊を派遣した。人数は公表していない。

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