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台風19号 浸水の住宅、後片付け 志摩市職員ら手伝い /三重

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 台風19号による激しい雨に見舞われ住宅30棟が浸水被害に遭った志摩市では、15日も地元民やボランティア、市職員ら総出で後片付けに追われた。27棟が床上・床下浸水した大王町畔名では、水につかった畳や電化製品などが次々と運び出され、トラックで同市磯部町のやまだエコセンターに搬送された。

     市によると、畔名の3カ所に集積場が設置され、畳などの粗大ごみ、可燃、不燃、家電の4種類に分けて収集を行った。水につかった電化製品や家具類、畳などの大半はごみとして出され、トラックやごみ収集車など9台がフル稼働し搬送におおわらわだった。

     市は今週末をめどに後片付けを終えたい考えだが、台風襲来時から留守の住居もあり、状況によっては週末もごみ収集をする方針。

     後片付けには、市や市社会福祉協議会職員、市社協を通じて派遣されたボランティアら約40人に加え、被災者の親戚などが参加。住民らは「こんな浸水被害はこれまでになかった。高齢者も多く、手助けしてもらいありがたい。一刻も早く日常生活を取り戻したい」と話していた。

     熊野灘に面し堤防で守られている畔名の被災地は、雨水を一時貯水池にため、県管理の排水ひ門と市管理の排水ポンプで熊野灘に排出している。しかし、県によると、堤防の外側にある排水ひ門が台風の波浪によって砂利と砂で埋まり動かなくなっていたという。一方、ポンプは「能力上、排出できたはず」(市農林課)だが、「異常な大雨のため対応できなかったのかもしれない」と話している。【林一茂】

    伊勢の団地でも

     一方、住宅21棟が浸水被害を受けた伊勢市楠部町の通称「丸二団地」では15日午後までに、住居の消毒や、水につかった寝具や家具などの搬出をほぼ終えた。

     「丸二団地」では2017年10月の台風21号でも浸水被害が多発した。「一昨年は床上80センチ、今回は膝下まで水が入ってきた」と、腕まくりをして家回りの片付けをしていた男性(79)。過去40年間に台風による浸水被害が4回。うち2回が、この3年間に発生した。「昨年、1階の床を張り直したばかりなんだ。こう水害が連続しては弱ったもんだね」とため息をついていた。【尾崎稔裕】

    〔三重版〕

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