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変革

第10部 マルハニチロ/19 漁場争奪、世界各地で

ミクロネシア大統領(右から2人目)と記念品を交わす伊藤(同3人目)と若狭(右端)=マルハニチロ提供

 2018年11月、東京・築地の天ぷら店。マルハニチロの漁業子会社「大洋エーアンドエフ」社長の若狭信行(65)は、ミクロネシア連邦大統領(当時)のピーター・クリスチャン(72)に向かい語気を強めた。「我々は約束を守ってまじめにやっている。しかし新興勢力がやっていることはフェイク(いんちき)だ」

 ミクロネシアは、太平洋赤道付近に散らばる607の島々からなる人口約11万人の小さな国だ。周辺には世界有数の好漁場が広がる。エーアンドエフは12年に現地企業と合弁会社を設立。政府から漁獲枠を買い取り、5隻の巻き網漁船でカツオやキハダマグロを漁獲している。

 参入の際には政府から地元経済への貢献を求められ、現地にかつお節工場を建設した。落成式でマルハニチロ…

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