- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

柴田久美子(しばた・くみこ)さん(67)
いつか誰もに訪れる死。「その現場を温かいものにしたい」と語る。
戦後、医療施設で亡くなる人が圧倒的に増え、暮らしから「死の場面」が失われた。本人が望む最期を迎えられなかったり、見送る家族も慌ただしく葬儀に追われたりする。ゆっくりと死を受け入れることが難しくなったと感じている。
小学生の頃、父ががんで亡くなった。最期は穏やかで、家族一人一人に「ありがとう」と言って旅立ったという。その光景を「理想のみとり」として心に抱く。
この記事は有料記事です。
残り512文字(全文744文字)