連載

きょうのセカンドオピニオン

読者からの身近な病気や健康の悩みに、専門医が答えます。

連載一覧

きょうのセカンドオピニオン

飛行機で耳痛くなった=答える人・山本和央講師(東京慈恵会医科大・耳鼻咽喉科)

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
山本和央・講師 東京慈恵会医科大(耳鼻咽喉科)
山本和央・講師 東京慈恵会医科大(耳鼻咽喉科)

山本和央(かずひさ)講師東京慈恵会医科大(耳鼻咽喉科)

 Q 飛行機で耳痛くなった

 息子は高校生の時、飛行機に乗って耳の痛みが3、4日続きました。大学生になり留学に興味があっても、飛行機でまた耳が痛くなるのではと迷っています。(静岡県、女性)

 A 航空性中耳炎、薬で対処

 相談内容から、息子さんは航空性中耳炎と推察します。鼻の奥にあるのどの上咽頭(いんとう)と耳をつなぐ管状の耳管は、普段は閉じられているのですが、唾や食べ物を飲み込んだり、あくびをしたりすると開き、空気を出し入れして耳管内の気圧を調節しています。飛行機は離着陸で気圧が急激に変化するため、耳管の機能がうまく働かなかったと考えられます。

 痛みが出ないようにする根本的な治療法はなく、薬で対処するしかありません。搭乗後、我慢できないほどの強い痛みが出たら、耳鼻咽喉(いんこう)科を受診してください。痛みが翌日まで続く場合でも受診をお勧めします。中耳炎の程度にもよりますが、一般的に服薬により約1週間で治ります。

この記事は有料記事です。

残り425文字(全文861文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集