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台風19号 タワマン停電・断水 川崎・武蔵小杉

タワーマンション近くの路上では地下にたまった水をポンプで排出していた=川崎市内で15日、吉田卓矢撮影

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 台風19号では、首都圏で近年増えているタワーマンションの住民も打撃を受けた。川崎市の武蔵小杉駅前では、地下にあるマンションの電気システムが浸水するなどし、停電や断水の被害が続出。4日目を迎えた15日も多くの住民が不便な暮らしを強いられている。

 武蔵小杉はJRや東急東横線など複数の路線が乗り入れ、近年は住みたい街ランキングで常に上位に入る地域。駅前に複数のタワーマンションが林立する。

 駅から数分の地上47階、地下3階のマンションは600戸以上が入居し、約1500人が暮らす。15日午後も停電、断水が続き、マンション前の路上には何本ものチューブが地下の駐車場へ伸び、水の排出が進められていた。

 両手にスーツケースとバッグを持って出てきた50代女性は8階在住で「まだ何日もかかりそうなので、友人のマンションのゲストルームなどを転々としている」。エレベーターが停止し、真っ暗な階段を使って荷物を運んでいるといい、「想像もしていなかった。電気系統が地下にあるのも初めて知った」とため息交じりに語った。

 21階に暮らし、リュックを背負って出てきた男性(75)は、14日から近くのホテルに夫婦で避難中で、荷物を取りに戻ってきたという。「上階は一部電気が復旧したが、私たちの部屋は1週間程度は状況は変わらないようだ」と語った。

 不動産調査会社「東京カンテイ」によると、全国にある20階以上の高層マンションは2018年12月時点で1289棟(首都圏702棟)。住宅ジャーナリストの榊(さかき)淳司さんは「タワーマンションは停電になると、著しく不自由なコンクリートの箱になる。自分のマンションが防水の仕組みが十分かチェックし、水害に備えるべきだ」と指摘する。【吉田卓矢、牧野宏美】

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