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台風19号 浸水被害、1700棟に 県営住宅 最長1年、無償提供 /茨城

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 台風19号による記録的な大雨で、県が16日午後3時現在で把握した浸水被害は約1700棟に上った。水戸市や常陸大宮市など6市町で257人が避難所に身を寄せている。県は同日、県営住宅約680戸を最長1年間、被災者に無償で提供すると発表した。【鳥井真平】

     県災害対策本部のまとめによると、県内には12カ所の避難所が設置されている。自治体別の避難者は、水戸市121人▽常陸太田市53人▽常陸大宮市50人▽大子町28人▽城里町4人▽神栖市1人。

     建物被害は、常陸大宮市と常陸太田市を中心に約1700棟の浸水が確認されたが、那珂川と支流が氾濫して広範囲が浸水した水戸市の調査は進んでおらず、被害は大幅に増える可能性がある。

     県は、被災者を対象に県営住宅を半年間無償で提供し、状況に応じて最長半年間の延長を認める。市町村が発行する罹災(りさい)証明書で「半壊以上」と判定された住民を対象とするが、緊急的に証明書がなくても被災状況の聞き取りなどをもとに申し込みを受け付ける。

     県営住宅は日立市で約200戸、水戸市で約180戸など11市町で約680戸を用意し、24日から入居できる。1次申し込みは各地域の県住宅管理センターで23日まで。

     また国土交通省によると、県内では5河川の堤防12カ所が決壊した。決壊した堤防の長さは、那珂川の2カ所(常陸大宮市、那珂市)で約250メートル、久慈川の1カ所(常陸大宮市)で約100メートルと判明した。

     広範囲が浸水した水戸市渡里町や飯富町は16日、水がほぼ引いていた。常磐道の水戸北スマートインターチェンジ付近も路面が見えた。一帯では同日、県警が100人態勢で捜索し、逃げ遅れた人がいないかを確認した。

     住宅の片付けや泥の掃除を担う災害ボランティアの募集も始まっており、水戸市など5市町にボランティアセンターが設置された。

     台風の被害に関する相談は県民相談センター(029・301・2147)へ。

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