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台風19号 住宅浸水500棟以上 道や線路損壊 復旧見通し立たず /群馬

台風19号による烏川の増水で橋脚を残して流失した佐野橋=群馬県高崎市寺尾町で

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 台風19号により、県内の住宅への浸水被害が500棟以上に上ることが県などの調査で判明した。ほかに、国道や県道45カ所が損壊し、JR吾妻線は線路に大量の土砂が侵入し、群馬大津駅(長野原町)以西で復旧の見通しが立っていない。県西部を中心に被害が多く、県民生活への影響が長期化する恐れがある。一方、復旧に向けて、富岡市と高崎市はボランティアの受け入れを始めた。【鈴木敦子、増田勝彦】

     浸水被害は16日午前9時現在、床上258棟、床下250棟。市町村別では、太田市162棟、高崎市151棟、大泉町90棟など。県西部と東部で大量の雨が降った影響という。住宅の全半壊は10棟。土砂崩れで3人が死亡した富岡市で6棟が被害に遭ったほか、嬬恋村2棟、藤岡市と上野村各1棟。富岡市と嬬恋、上野両村で14世帯40人が今も避難所で過ごす。

     主要道路でも大きな被害が出た。嬬恋村の国道144号で鳴岩橋が流されたり、道路が崩落したりしたほか、下仁田町の国道254号や長野原町の国道146号で路肩が崩落。国道・県道計19路線、45カ所が損壊し、通行が規制されている。まだ確認できていない道路があり、被害が拡大する恐れもある。

     高崎市では、碓氷川に架かる八千代橋(長さ285メートル、幅5・2メートル)の橋脚1カ所が傾き、路面が約30センチ沈下した。また烏川に架かる佐野橋(長さ113メートル、幅2・7メートル)と碓氷川の中乗橋(長さ70メートル、幅2・3メートル)の歩行者専用橋も流失した。市は国、県と協議して復旧工事を進めるが、開通までにはかなりの時間がかかる見込みだ。

     鉄道はJR吾妻線・中之条―長野原草津口間が16日に運転を再開したが、長野原草津口―大前間は土砂流入などの被害が大きく、JR東日本高崎支社によると、運転再開には相当時間がかかりそうだ。館林駅を含む東武鉄道佐野線も、栃木県内で発生した秋山川決壊の影響で復旧のめどは立っていない。

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