メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

記者の目

富山・利賀村の国際演劇祭 心から心、芸術は国境超え=濱田元子(論説室兼学芸部)

シアター・オリンピックスで上演された6言語による「トロイアの女」は、過去と現在の紛争をシンクロさせた=提供写真

 日韓問題を含め国際協調がきしんでいる。そんななか、「架け橋を創る」をテーマに国際演劇祭「シアター・オリンピックス」が富山県南砺市利賀村を中心に開かれた。8~9月の1カ月間、ロシアや米国、中国、韓国など16の国・地域から参加した30の舞台芸術作品が上演され、人口500人に満たない過疎の集落に、国内外から2万人近くが集まった。クロージングを含め2度訪れた。改めて感じたのは、政治的立場を超えて人と人、国と国とを結ぶことができる演劇の可能性だ。

 第1回のシアター・オリンピックスがギリシャで開かれたのは1995年。冷戦終結後、旧ユーゴスラビアで激化する民族紛争を憂えてのことだ。ギリシャの演出家テオドロス・テルゾプロスさんが、日本の演出家、鈴木忠志さんら世界の演劇人に連帯を呼びかけて創設された。

この記事は有料記事です。

残り1650文字(全文1997文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 『きかんしゃトーマス』日本から来た新キャラ“ケンジ”登場 劇場版新作、21年春公開

  2. 囲碁は「国技」、日本棋院が定款変更 「伝統文化」内外に発信狙う

  3. 複数選手が脱水症状 プリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐ理由とは

  4. ORICON NEWS 『鬼滅の刃』もはや“日本経済の柱”と話題 映画は歴代1位発進、東宝株価が高値更新…企業コラボも恩恵続々

  5. 菅首相は「反知性主義」なのか 任命拒否問題で神学者・森本あんりさんが抱く違和感

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです