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令和・即位の礼

大礼彩る雅楽の調べ ルーツは8世紀 宮内庁の楽部 正殿の儀、饗宴の儀…役割多く

皇位継承に伴う各種儀式に向け、雅楽の練習をする宮内庁の楽師たち=皇居・東御苑で2019年10月10日、長谷川直亮撮影

 天皇陛下の即位に伴って22日に予定されている「即位礼正殿(せいでん)の儀」とパレード「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」まで1週間を切った。儀式で音楽を奏でるなど重要な役割を担うのが、宮内庁の楽部(がくぶ)だ。本番を間近に控え、練習は熱気を帯びている。【和田武士】

 10日午後、皇居・東御苑にある宮内庁楽部庁舎の一室に、雅楽器の独特の音色が響いた。笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、楽箏(がくそう)……。演奏していたのは「楽師」と呼ばれる楽部のメンバー11人。服装こそ本番の伝統的装束ではなく、ワイシャツにネクタイ姿だが、表情は真剣そのもの。部屋の隅では、楽部トップの首席楽長、東儀博昭(とうぎひろあき)さん(65)が静かに様子を見守った。

 雅楽は日本古来の歌舞や5世紀ごろからアジア大陸より伝わった音楽と舞が日本化したものなどを指す。楽部は雅楽の演奏や技能の伝承とともに、国賓をもてなす宮中晩さん会などに備えて洋楽器もこなす。

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