昨年度いじめ54万3933件 重大事態602件 ともに過去最多

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 全国の小中学校・高校などが2018年度に認知したいじめが前年度比12万9555件増の54万3933件で過去最多だった。文部科学省が17日に公表した問題行動・不登校調査の結果で明らかになった。文科省は「積極的認知が進んだ」とみるが、心身などに深刻な被害が出た「重大事態」も128件増の602件と過去最多で、早期発見が抑止につながっていない実態が浮き彫りになった。

 調査は全国の国公私立小中学校・高校、特別支援学校の3万7192校を対象に実施。いじめの認知件数は小学校42万5844件▽中学校9万7704件▽高校1万7709件▽特別支援学校2676件だった。いじめ防止対策推進法が施行された13年度から文科省がけんかやふざけあいも含めて報告を求めたこともあり認知件数は年々増加。「いじめがゼロ」と報告した学校は13年度は47・0%だったが18年度は18・2%。

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