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支え合う「移民時代」

在日外国人が増え続ける少子高齢化社会・日本。多様な背景を持つ人々が支え合う社会を生み出すためのヒントを探ります。

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増える実習生の相談 「人としての扱いを」 ベトナム出身シスター マリアさん(56)

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カトリック川口教会で開かれた勉強会で参加者にお茶をつぐマリアさん=埼玉県川口市で2019年9月29日、和田浩明撮影
カトリック川口教会で開かれた勉強会で参加者にお茶をつぐマリアさん=埼玉県川口市で2019年9月29日、和田浩明撮影

 近年、日本に住むベトナム人が急増している。2018年末で33万人。前年の同期に比べて26・1%も増えた。ベトナム出身の修道女マリア・レ・ティ・ランさん(56)は、カトリック川口教会(埼玉県川口市)で彼らを長年支援してきた。自らも「ボートピープル」として国を逃れて来たマリアさんは日本で暮らす同胞について「動物のような扱いを受けながら、同じ職場の同胞を思って声を上げにくい人もいる」と指摘、支援への協力を呼びかける。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

同胞のために

 ――ベトナム人支援の経緯は。

 ◆ベトナム中部で生まれましたが、当時は国が南北に分かれて戦っていました。戦争は1975年に北ベトナ…

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