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マラソン・競歩会場変更 森会長「やむをえない」 現場の衝撃、費用膨張懸念も

世界陸上女子20キロ競歩でフィニッシュ後に苦しそうな表情を見せる選手=カタール・ドーハで2019年9月30日、久保玲撮影

 東京五輪の猛暑対策でマラソンと競歩の会場を札幌市に移す案を国際オリンピック委員会(IOC)が発表したことを受け、大会組織委員会の森喜朗会長は17日、東京都内で取材に応じ、「やむをえない」と受け入れる考えを示した。会場変更は確実な情勢で、組織委とIOCが30日から3日間、東京都内で開く調整委員会で正式合意される。開幕まで300日を切っての変更は見通しの甘さを露呈した格好で、準備のやり直しに伴う大会開催費の膨張が懸念される。本番コースを想定して練習してきた選手たちからも不平が漏れる。

 大会準備を監督するIOCのジョン・コーツ調整委員長は17日、毎日新聞の取材に「東京都民を失望させたことは理解している。必要ならば謝りたい。しかし深夜のドーハと東京の気象条件は似ている。選手の健康を最優先に考えており、テレビで選手が苦しんだり、倒れたりする光景は見せたくなかった」と述べ、札幌開催が苦渋の決断だったことを強調した。

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