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紀州発掘物語

/11 車駕之古址古墳(和歌山市)後世へ残す活動実る /和歌山

車駕之古址古墳は墳丘に気軽に上がれる。奥には公衆トイレもある=和歌山市木ノ本で、山成孝治撮影

 バブル時代の約30年前、破壊される寸前の状態からかろうじて守られた古墳が和歌山市北西部にある。前方後円墳の車駕之古址(しゃかのこし)古墳だ。今では「古墳公園」として整備され、家族連れらがゆったりくつろいでいる。

 「地価の急騰 古墳を“浸食”」。1989年12月、宅地開発のために破壊の危機が迫っていることを毎日新聞が特報した。地道に研究を続けてきた民間考古学研究者の故大野嶺夫さんらが保存を訴えて立ち上がり、「守る会」を設立。当初は「破壊やむなし」という雰囲気もあったというが、発掘調査で金色に輝く勾玉(まがたま)が見つかり、流れが一変した。市が土地を買収して保存し、整備する方針を打ち出したことで、古墳は守られた。

 車駕之古址古墳の築造は5世紀中ごろとみられ、墳丘の長さは約86メートル。周囲に濠(ほり)を巡らせ、…

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