メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

高まる世界経済への懸念 中国GDP減速の6.0%増

 中国国家統計局が18日発表した今年7~9月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で前年同期比6.0%増となった。伸び率は4~6月期(6.2%増)から縮小し、四半期ベースで比較可能な1992年以降で最低を更新した。米国との貿易戦争が長期化するほか、豚肉価格急騰による消費の鈍化が追い打ちをかけた。深刻さを増す中国経済の減速で、世界経済への懸念も高まりそうだ。【北京・赤間清広】

米国との貿易戦争が長期化、豚肉価格急騰による消費の鈍化

 「年初に比べ、価格が倍近く跳ね上がった。節約のため、他のものを我慢して切り抜けるしかない」。9月下旬、北京市中心部にある「盛福小関市場」に豚肉を買いに来た50代の主婦はため息をついた。中国は世界最大の豚肉消費国。特に10月1日から始まる「国慶節」の大型連休はギョーザを手作りして祝う家庭が多く、豚肉需要が跳ね上がる。しかし、精肉店の店員は「今年の売れ行きはさっぱりだね」とあきらめ顔だ。市場のあちこちで客と店員の激しい値引き交渉の声が響いていた。

 豚肉価格急騰の原因は、中国全土で広がる家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」だ。これまでに約120万頭が殺処分を強いられ、流通量が減った影響で9月の豚肉価格は前年同月に比べ69.3%も上昇した。しかし、中国人にとって豚肉は食卓に欠かせず、家計負担が重くのしかかり、財布の…

この記事は有料記事です。

残り1557文字(全文2135文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 電車とホームドアの間に巻き込まれ医師死亡 稼働前で線路側に入れる状態 京急・上大岡駅

  2. 余録 鉄道会社が列車の5分遅れを「おわび」し…

  3. 小学生バレーボール体罰 一部の保護者、口止め誓約書を配布 「情報漏らした」と正座させ詰問も

  4. 電車の英語アナウンス、実はあの人…NHK「英語であそぼ」出演

  5. 平手打ちや蹴り 小学女子バレー監督が体罰か 日小連が再調査指示 大分

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです