トルコのエルドアン大統領が17日、シリア北部でのクルド人勢力との戦闘を120時間(5日間)にわたり停戦することを表明し、大規模な戦闘は当面回避される見通しとなった。トルコ軍はクルド人勢力に対し、トルコ国境から大幅に撤退するよう要求。だが早急な移動によって、従来クルド人が担っていた過激派組織「イスラム国」(IS)の監視といった治安維持に影響が出る可能性もあり、混乱の拡大も懸念されている。
ISは17日、通信アプリ「テレグラム」を通じて声明を出し、「シリアのクルド人に拘束されていたイスラム教徒の女性たちを解放した」と宣言した。ISがかつて自らの「首都」と定めていた北部ラッカ近郊の治安部隊を襲撃し、「解放」に成功したという。人数やIS関係者かどうかは明らかにしていない。北部アインイーサでは13日にもIS戦闘員の家族ら約700人が逃走したと報じられており、ISの「拡散」が現実味を帯びて…
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