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大量死アコヤガイ、稚貝3分の1に 「手の打ちようない」愛媛

アコヤガイの中でできた真珠

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 愛媛県宇和島市と愛南町で7~8月、養殖中のアコヤガイが稚貝を中心に大量死した問題で、県漁連は18日、9月末時点で業者が保有する稚貝の数は平年同期の3分の1にまで激減し、稚貝と母貝を合わせた推定被害額は3億円以上に上るとの調査結果を公表した。

 宇和島市と愛南町、西予市の業者が9月末時点で保有する稚貝・母貝・核を入れた貝(挿核貝)の数を調べ、過去5年の同時期の平均保有数と比較し、被害数量を試算した。

 宇和島市と愛南町の計220業者の稚貝の保有数は、平年の33.4%にあたる1118万個で、被害額は6700万円。母貝は平年の78.5%にあたる1712万個で、被害額は2億3900万円に上った。挿核貝の保有数は宇和島市、愛南町、西予市の計233業者で平年の95.2%にあたる2324万個だった。

 この日は県漁連や有識者らでつくる対策協議会の第2回検討会が開かれ、調査結果が報告された。その後記者会見した県漁連の平井義則会長は「普通だったら考えられない。手の打ちようがないのが現実。種苗生産している貝が少しでも生き残り、(被害個数の)割合を緩和できれば」と話した。【花澤葵】

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