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東北被災地、激しい雨の可能性 気象庁が警戒呼び掛け 台風19号上陸1週間

台風19号で吉田川が氾濫して浸水し、1週間がたった今も水が引かない住宅地を見つめる男性。雨の影響で午前中は自宅に向かうのをやめた=宮城県大崎市鹿島台で2019年10月19日午前8時58分、和田大典撮影

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 伊豆諸島付近から三陸沖へ進む低気圧の影響で、東北地方を中心に19日午前も広い範囲で雨が降り続いた。山陰沖にも北東へ進む低気圧があり、台風19号で被災した東日本や東北の各地は、夕方にかけて非常に激しい雨や大雨になるところがある。気象庁は引き続き、河川の氾濫や土砂災害、浸水に警戒を呼び掛けている。

 18日夜から19日朝にかけては、千葉県、伊豆諸島、三重県などの太平洋側で局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降った。千葉県北東部では19日朝、1時間に横芝光町で約110ミリ、山武市と匝瑳(そうさ)市で約100ミリの記録的短時間大雨情報が出された。三重県南部の尾鷲市では、同日午前4時までの24時間雨量が580ミリを記録した。

 気象庁は同日朝、千葉県南部の館山市など5市町と匝瑳市に土砂災害警戒情報を発表。午前11時40分現在、仙台市東部と宮城県多賀城市に洪水警報、さらに三重県南部の志摩市など10市町、千葉県6市町に大雨(土砂災害)警報が出ている。20日午前6時までの24時間に予想される雨量は、静岡県で100ミリ、東北太平洋側、関東甲信地方、伊豆諸島で80ミリ、新潟県で70ミリ――など。

 各地の河川では決壊した堤防の応急措置が進むが、週末の雨で新たな被害への懸念も出ている。避難者数は11都県で3900人以上に上り、被災地では避難所生活が長引く可能性もあり、今後の生活再建も大きな課題となる。【荒木涼子】

自宅が床上浸水した畠山晴男さん(85)。台風19号の被害から1週間たった朝、ふたたび雨脚が強まる街を眺め、「天気はどうにもならんけれど、とにかく悔しい」と目に涙を浮かべながら話した=福島県本宮市で2019年10月19日午前9時13分、吉田航太撮影

台風19号による被害

死者      79人

行方不明者   12人

避難者     3947人

床上・床下浸水 4万2834棟

断水      約9万5700戸

停電      約350戸

(19日までの本社集計、各省庁の発表より)

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