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台風19号 農林水産被害、29億円超 県内さらに拡大か /岩手

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 台風19号による農林水産関係の被害は19日午後1時現在、県のまとめで29億円超にのぼった。調査が進めばさらに拡大しそうだ。

     秋サケ漁が本格化する中、沿岸5市町村のサケ・マスふ化場7カ所で浸水や土砂流入の被害が出た。漁船56隻や養殖施設24台も被災。漁業関係の被害額は2億1097万円に上る。農業では久慈市や一関市、洋野町にある5農場でブロイラー6万1584羽が死んだ。収穫間近だったリンゴの落果や倒木も各地で確認されている。

     19日の雨による目立った被害の報告はない。田野畑村、山田町など沿岸部のボランティアセンターでは、2次災害の恐れからボランティアの活動を一時的に中止したが、20日から再開予定という。

     また、国交省三陸国道事務所は土砂崩れなどで不通になっていた宮古市崎山の国道45号・宮古第3トンネルを含む約7キロについて、21日午前6時から通行止めを解除すると発表した。

     一方、野田武則・釜石市長らが19日、鈴木俊一自民党総務会長に早期復旧に向けた要望書を手渡した。同市は災害救助法の適用基準の緩和や、被災者の生活再建に向けた支援などを挙げた。【藤井朋子】

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