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台風19号 上陸から1週間 住民のため一日も早く スーパーや道の駅営業再開 /茨城

浸水被害から再開にこぎ着けた「道の駅かつら」。買い物客が続々と訪れていた=茨城県城里町御前山で

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 台風19号が上陸してから19日で1週間となった。浸水被害を受けた大子町や城里町では、スーパーマーケットや道の駅が営業を再開した。一方、県の19日午後3時現在のまとめでは、建物被害は約3000棟に上った。4市町で315人が避難所に身を寄せている。

     氾濫した那珂川に近い「道の駅かつら」(城里町御前山)は19日、食堂を除いた店舗について1週間ぶりに営業を再開した。

     道の駅の店内は、押し寄せた泥水で床上約1メートルの浸水被害を受けた。野菜や土産物は泥水につかり、冷蔵庫も使えなくなった。

     商品の米や野菜を作っている農家や地元住民らが、店内の掃除や片付けを手伝ってくれた。惨状を目の当たりにした谷津安男店長は当初、再開まで1カ月かかると見込んでいた。谷津店長は「こんなに早く再開できたのは奇跡に近い。大変ありがたい」と感謝。「道の駅は地域のシンボル。道の駅に足を運んでもらい、被災者の皆さんに元気になってもらいたい」と話した。

     久慈川の氾濫で浸水した大型スーパーマーケット「TAIRAYA大子店」(大子町池田)も、18日に営業を再開した。

     約1900平方メートルの店内は床上5センチ、駐車場は約1・5メートルの高さまで浸水した。店内や倉庫にあった食料品などの一部が泥水につかり、販売できなくなった。

     従業員ら約80人が13日から、泥水のかき出しや商品の仕入れなどの作業を開始していた。営業を再開した18日には、多くの町民が足を運んだ。岩本昌也店長は「大子町には大規模なスーパーは他にはない。今後は連日、商品を安定供給し、復旧作業にあたる住民を支えたい」と話した。

     県災害対策本部のまとめによると、建物被害は、全壊44棟▽半壊280棟▽一部損壊128棟――で、把握できた浸水被害は約2600棟に上った。

     19日は大雨が懸念されたが、県内では目立った被害は出ていないという。気象庁によると、19日午後6時までの主な被災地の24時間雨量は、大子町28・5ミリ▽水戸市27・5ミリ▽常陸大宮市26ミリ――だった。【安味伸一、鳥井真平】

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