東日本を中心に大きな被害を出した台風19号の被災地では、一日も早い生活再建に向け、住まいの復旧が急がれている。ボランティアの受け入れを始める自治体も出てきた。被災地でボランティアが復旧作業をする際の注意点をまとめた。
●ボランティア募集
被災地は広範囲にわたるがそれぞれ地元の社会福祉協議会によってボランティアセンターの開設が進んでいる。全国社会福祉協議会(全社協)によると、18日現在で約100市区町村に設置され、ボランティア受け入れに取り組んでいる。全社協は参加する前に、各被災地の状況の確認▽十分な装備▽ボランティア保険の加入――を求めている。
台風で堤防が決壊したのかどうかなどにより、各地で被害状況は異なるため、求められるボランティアの規模も異なっている。募集の対象を、地元自治体や近隣住民に限るケースがあるため注意が必要だ。各地の募集状況は全社協のサイト(https://www.saigaivc.com)で確認でき、各災害ボランティアセンターのサイトへのリンク先も載っている。参加前に連絡を必要とするセンターもある。
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