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持田叙子・評 『鉄に聴け 鍛冶屋列伝』=遠藤ケイ・著

 (ちくま文庫・990円)

男と火と鉄の熱い物語

 鍛冶。鉄や鋼(はがね)を鍛え、刃物をつくる。

 包丁をつかう台所しごとはもちろん、狩猟や漁業・林業に欠かせない道具を生みだしてきた伝統ある手しごとである。

 鍛冶屋はかつて村や町にかならず一軒はあった。トンテンカン、と鉄をつちで打つ音がひびいた。戦前の谷崎潤一郎の小説にも村の鍛冶屋が点描される。

 昭和の高度経済成長期に鍛冶屋の多くは滅んだ。安く早く鋼材を機械で型抜きする大量生産の刃物が台頭した…

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