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渡辺保・評 『酒井抱一 俳諧と絵画の織りなす抒情』=井田太郎・著

 (岩波新書・1078円)

作品超え文化の深層に迫る

 「夏秋草図屏風(びょうぶ)」は酒井抱一(さかいほういつ)の代表作。「風神雷神図屏風」は尾形光琳の傑作である。私は学生の頃、この二つを別々に見て感動した。しかし昭和四十九年までは抱一の「夏秋草」は光琳の「風神雷神」の裏側に描かれた絵であった。そんなことは知らずに私は別々の作品だと思って見ていたのである。

 なぜ抱一は光琳の屏風の裏に絵を描いたか。

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