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チリ、デモが暴徒化 運賃値上げ反対、駅の施設に放火など

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 南米チリの首都サンティアゴで公共交通機関の運賃値上げに反対するデモ隊の一部が駅の施設に放火するなど暴徒化している。政府は首都一帯に非常事態を宣言し、19日に値上げ凍結を発表したが、その後も混乱は収まっていない。サンティアゴでは11月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が予定されている。

     政府が今月6日に財政改善のため、地下鉄やバスの運賃値上げを発表したことに対し、学生らが連日、抗議活動を続けていた。デモ隊の一部は18日、過激化し、駅やバス、オフィスビルなどに火を付けた。ピニェラ大統領は18日夜になって非常事態宣言を出して軍に治安対策の権限を委譲した。軍は19日に夜間の外出禁止命令を出したが、デモは20都市に広がっている。連日のデモで300人以上が拘束され、100人以上のけが人が出た。

     チリでは1973~90年、軍事政権が続き、反体制派への人権侵害が激しかった。民政移管後、軍が前面に出て治安維持にあたるのは初めて。軍の出動がかえって市民の反発を強めているとの指摘がある。【サンパウロ山本太一】

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