メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「天気の子」新海監督、ハリウッドで登壇 「気候変動危機も考えて」

「天気の子」のプレミア上映会場は新海監督作品の熱狂的ファンで埋め尽くされた=米西部カリフォルニア州ハリウッドで2019年10月18日午後8時37分、福永方人撮影

[PR]

 来年1月からの米国公開が決まったアニメ映画「天気の子」の新海誠監督と川村元気プロデューサーによるトークイベントが19日、米西部カリフォルニア州ハリウッドで開かれた。映画は気候変動問題を強く連想させるが、新海監督は「エンターテインメントとして楽しんでもらい、その延長で気候変動の危機についても考えてもらえればうれしい」と語った。

トークイベントで「アニメにしかできないメリットを最大限生かすことを考えて物語を組み立てる」と語る新海誠監督(左端)。右端は川村元気プロデューサー=米西部カリフォルニア州ハリウッドで2019年10月19日午後6時23分、福永方人撮影

 映画は雨が続き、豪雨も頻発する東京が舞台。主人公の家出少年と、祈ることで天気を晴れにできる力を持つ少女が出会い、運命に翻弄(ほんろう)されながらも自らの生き方を選択するという内容だ。新海監督は「あくまでボーイ・ミーツ・ガールの物語が軸。自分の政治的主張のための映画になってしまわないよう、気候変動や地球温暖化という言葉は使わないよう注意した」と明かした。

 大ヒットした前作「君の名は。」(2016年)でもプロデューサーを務めた川村さんは「(『君の名は。』の成功で)映画が作りやすくなったでしょうとよく言われるが、日本のアニメ映画はディズニーなどとは違い、(優秀なアニメーターら)個人の力をいかに結集できるかが鍵になるので、そんなに簡単ではない」と話した。

 配給元の東宝によると、「天気の子」は日本では観客動員数が1000万人を超えた。興行収入は133億円を突破し、今年公開の作品では1位。また、140以上の国と地域での配給が決まり、第92回米アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の日本代表にも選ばれている。

 18日には全米初上映となる「プレミア」がハリウッドであり、熱狂的なファンで満席となった劇場は興奮に包まれた。【ロサンゼルス福永方人、写真も】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「桜を見る会」参加の山口県議ら、ブログ削除相次ぐ

  2. コストコに車突っ込み貴金属盗まれる 北九州

  3. 石破氏、桜を見る会「招待枠あった」 自民の役職在任時 

  4. 富山・朝日町教委、竹田恒泰氏講演中止 「教育勅語広める」授業に批判

  5. 園児をトイレに閉じ込め 東京・足立の認可保育園で

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです